新時代の防災グッズ「セーフティシリーズ」

安心生活
災害時の多くのニーズに対応した製品を開発しました。

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開発経緯

セーフティベース&ネスト

2011年の東日本大震災や関西地区の大水害、これまで経験したことのない集中豪雨の到来で防災対策の在り様が大きく変わらなくてはならない状況になりました。特に集中豪雨は山間部の土砂災害から都市部の浸水災害まで大規模な災害をもたらしました。

これらの災害に対応すべく、多くの自治体で防災関係者が新たな防災対策に乗り出しています。

今回の災害が想定外の規模で長期化したことにより、避難者や労災対策者に多くの困窮をもたらしました。それらの経験から避難所等で防災用品についての従来にない要請が起きています。その要点は次の4点です。

快適性、安全性、衛生性、エコ性

快適性

一番多かった苦情は、床の間やコンクリート床に近い状態の上に敷いた従来の敷物でした。ゴザ、段ボール、ブルーシートに薄い絨毯では寒く床つき感が強く不快であることでした。

求められたのは床つきの柔らかさと保温性で、特に高齢者や弱者から強い要請がありました。

安全性

水害地の避難所では防災マットや毛布が水濡れし用を足さないケースが続出しました。又水分を多く吸ったマットレスや防災用品は再使用も出来ず、廃棄も困難です。

再使用できる防災用品が要望されました。

衛生性

避難生活の長期化や感染菌の増殖は、今後の防災用品に衛生性の要素を加味する必要性があります。特に冬場のインフルエンザや夏場のノロウイルス等の感染ウイルス対策は急を要する要望です。従来の防災用品はほとんど考慮されていません。

対策としては、制約のある避難所内で手軽に確実にできる消毒システムを導入した防災用品の開発です。

エコ性

今回の従来にない付加価値を付けた用品の導入には、経済的に壁があるのは否めません。サービス性や衛生性を高めればコストに跳ね返る。そこで従来の防災用品のように1回使用ではなく、繰り返し使用できることで費用対効果を高めることが可能と考えました。

また繰り返し使用が可能なら購入の際リース購入対象物となるので、初回採用費用を大きく下げることが出来、量も多く購入が可能です。

以上の要望に応えるべく開発したのが「セーフティベースシリーズ」です。

その他の背景や時代性から多くの対策が必要になって参りました。
とりわけ首都圏での大地震予測が切迫してきた時代では先の災害時に都市機能をマヒさせた帰宅困難者問題も対策が必要であると思われます。

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